JINの平和演習ノート

世界平和のこと、政治のこと、経済のこと、何か少しでも世の役に立ちたくて綴ります。翻訳者を目指していますので、ニュースの翻訳も交えます。

イラク再建資金横領

イラク復興に係る資金が始終横流しされていたことは暗いニュースリンクあたりに詳しいですが、この度法廷でしっかりその旨を証言する人が現れましたので、練習がてら以下に翻訳掲載します。

【2006年2月2日付けBBC記事】

米国の元当局者、イラク救援資金横領を認める
(US official admits Iraq aid theft)

by Adam Brookes, BBC News

米国で、イラク再建資金を何百万ドルと横領したことを元当局者が認めた。ロバート・スタイン氏は、2003年にアメリカ及びその連合国がイラク侵攻した後に組織された連合軍暫定当局の上級職であった。

ワシントンの法廷で、彼は200万ドル(112万ポンド)以上の資金を横領し、かつ契約成立の見返りに賄賂を受け取っていたことを認めた。

これにより、最長で懲役30年が言い渡される可能性がある。

ロバート・スタイン氏の一件は、混沌たるイラク国内における異常なまでの腐敗と越権行為の一つにすぎない。

彼は2003年及び2004年、インフラが壊滅したイラク中南部を再建する資金の監視役を担っていた。


スーツケースいっぱいの札束

スタイン氏は法廷で、賄賂の見返りとして800万ドル相当の契約を特定の一社に受注させた罪を認めた。

また、彼はその他に贈答品を受け取り、バグダッド郊外の特別な邸宅で性的接待を受けていた。

だが、話はそれだけにとどまらない。

ロバート・スタイン氏は再建資金のうち200万ドルを盗んだことを認めたのだ。

その資金の一部は、スーツケースに入れて飛行機で密かにアメリカに運んだという。

この一件で、戦後イラクの事態は醜悪な方向に展開していく。

2004年に解散した連合軍暫定当局は、これまでにも資金の取扱や契約受注のありかたをめぐって猛烈な批判を浴び、それに耐え抜いてきている。

当局者がイラク再建にどのように取り組んだのかを調査した特別査察官からの報告書が、今後数週間の間に発表されると見られている。

関係者には、とても読みづらい報告書となると目される。

テーマ:アメリカ合衆国 - ジャンル:政治・経済

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