JINの平和演習ノート

世界平和のこと、政治のこと、経済のこと、何か少しでも世の役に立ちたくて綴ります。翻訳者を目指していますので、ニュースの翻訳も交えます。

核武装論と人権国家と

 身内に不幸ごとがあってからしばらく政治経済の話題から遠ざかっていました。で、これだけのブランクが開いてしまいました。でも、ぼちぼちとまたエントリーを入れて行こうと思います。今日もタイトルが無理やりですが、最近核保有だなんだの議論が沸き立っていますね。ついに日本は一線を超えるのでしょうか。

 変に難しいこと考えなくても「必要ない」ことはわかるように思うんですが…。現時点で核の抑止力を期待する相手は中国と北朝鮮の2ヶ国と言えると思いますが、どうですか。核保有の計画に着手すればすぐに両国は態度を硬化させてミサイルの準備を始めるでしょう。実際に核をちらつかせれば外交圧力は増すのかもしれませんが、だいたい北の総書記様はいつ何をするかわからないし、中国にしたって広大な領土と世界一の人口を背景にともすると一部を捨てて日本を潰しにくることは考えられます。以前のエントリーでも書いたとおり、全面戦争はすなわち敗北ですしね。戦争が起こればおしまいです。核戦争に備える必要性はない。戦争といかないまでも、核を持つ日本に対しては中国はありとあらゆる手段で経済を潰しにかかってくるでしょう。世界各国を味方につけるのがうまいですからね。

 結局、いらんのです。使うあてはないし、持つだけで世界から総スカン。仮想敵国が態度を軟化させるとも硬化させるとも予想がつかない。だいたい現時点で北朝鮮に対し「核開発はしないように」と申し入れているのですから、こちらこそ核開発するような立場でもありません。核廃棄物がいかに環境負荷が高くとも原発に回すほうがよっぽどかわいいし、国民のためです。それを考えると保有の議論をしている暇なんてないようにも思います。

 確かに中国や北朝鮮は脅威でしょう。だからこそ核をどうのこうのの議論が出てくるのだと思います。中国や北朝鮮に核を打ち込まれたくないし、征服もされたくない。征服されたら、日本在住者がどんな扱いを受けるか。この恐怖感が核保有論の根底にあると思います。…極端なことを言うならば、例えば日本が中国傘下に入ろうとも「差別されず」、「各地方の文化、生活が完全に保護される」のならばみな受け入れるのかもしれません。人権が保障されるのならば中国の一省にも成り下がれるのかもしれません。

 もっとも現実の中国は人権が守られる国家ではありません。国家のために国民の人権は侵害されることが多く、また漢人ではない少数民族に対して非常に風当たりが強い。このような国に占領されることはまかりならんことと、私も強く思います。ですが、核を持つ必要性は全くないし、作っているひまもない。それよりも、我々はみなが普通に生活できるためにすることがたくさんあります。これまた極端な話、日本が完全に差別のない国であれば、傘下に入ろうとする国家や地方も現れるのかもしれません。

 今日のエントリーは夢想的ですね。でもこれだけは言いたい。いまの我々に戦争をしている暇はないんです。
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