JINの平和演習ノート

世界平和のこと、政治のこと、経済のこと、何か少しでも世の役に立ちたくて綴ります。翻訳者を目指していますので、ニュースの翻訳も交えます。

IWCで金銭外交?

 一週間ほど前にあったIWC総会で、ある種の鯨に限った商業捕鯨に関する投票があり、例のごとく否決はされたわけですが、今回は参加国の過半数の賛成が得られたということでその意義が強調されていました(参加国の2/3以上の賛成がなければ可決はされないとのことです)。日本やノルウェーの外交努力の成果が地元新聞でも報じられましたが、その裏で「これホント?」というニュースも見かけました。

日本商業捕鯨:カネで買った国リスト

 日本は総会に先立って援助をちらつかせて発展途上国や小国の票を買収したというのです。本当だとすれば、せっかくの意義ある投票もなんだかなではあります。逆に言うと、これぐらいの押せ押せ外交もできるんじゃないか(なぜ対米でこれをやらないの)という感じです。

 なお、記事の後ろの方で某党のミュージシャン国会議員の方が「もはや日本ではイルカやクジラを食べる人はいない」なんてコメントして、政府の対応を批判していますが、こちらの方は日本文化を理解しようという気迫に欠けますね。一部の地域に限ったことかもしれませんが、今でもモラトリアムの中で一部種類のクジラやイルカを食べています。一部地域に限ったことかもしれませんが、スーパーに鯨肉は並んでいますし、給食にだって出されています。商業捕鯨モラトリアムは、「もはや食べる人はいない」という状態になるまで文化を破壊するための作戦であることに気づくべきです。アイヌ文化が破壊されているのと同じです。

 ところで、商業捕鯨でいちばん困るのは、やはり牛肉を多量に輸出しているかの国でしょうか。そんな国が心配するほどの量を日本はもはや獲ることはないと思うんですが(ここまで文化が破壊されれば…)。

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まだそこにある核

イランや北朝鮮の核物質濃縮のことが話題になっていますが、これらの国々は現時点においてはまだ「核兵器以前」ではあります。そういう意味では何かを忘れているんじゃないか? という、国連の元査察官ハンス・ブリクス氏のコラムを以下に翻訳掲載します。 【“まだそこにある核”の続きを読む】
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イランの譲歩の目

対米強硬路線を貫くかに見えるイランですが、その内側では実は譲歩の案も検討されているという話があります。勉強がてら記事を以下に翻訳掲載します。 【“イランの譲歩の目”の続きを読む】

テーマ:孤立するイラン - ジャンル:政治・経済

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ザルカウィの死に際して

アルカーイダの主要メンバーとして世界を震撼させてきたザルカウィが米軍の空爆によって死亡したというニュースがそちこちで流れました。日本の新聞では表向き淡々と米軍が発表したという事実だけを報道していたようですが、いろいろは報道を見たり聞いたりするにつけ、戦争時にありがちな違和感というか空しさを感ぜずにいられませんでした。 【“ザルカウィの死に際して”の続きを読む】

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世界はなぜ憎しみあうのか、子供の質問に答えられない大人たち…。戦争が起こる構図を図解で読み解き、「安全で豊かな世界」にいながら何もできないでいる私たちが世界平和にどう貢献していくべきか。ここに答えはありませんが、参考とすべき一冊です。


天木直人「外交力でアメリカを超える
イラク戦争反対を打電して解任された元駐レバノン大使の天木さんが、憲法9条の素晴らしさ、力強さと、現在の日米首脳の無責任さを明解に語ります。もちろん純粋に過ぎるところはあるのでしょうが、天木さんの姿勢や考えから人々は学ぶべきことが多いはずです。


三崎亜記「となり町戦争
ぼくの住む町がとなり町と戦争を始める!? 役場の広報誌に乗った意味不明な記事。実際に開戦の日を迎えても、戦争らしい痕跡は町のどこにも見当らず困惑するばかり。そうこうしているうちにぼくは急遽役場に採用されることになり……。戦争とは何か、戦争を明確に否定できるのか。内容にぐっと引き込まれ、自分を試されるような秀作です。

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