竹中千春さんの本「
世界はなぜ仲良くできないの?」を読みました。サイドバーにも紹介文を載せましたが、この本について少しだけ。
連日テレビや新聞に映し出される戦争や紛争の風景。テレビの向こうは手の届かない世界で、救いの手を差し伸べたくてもどうにもならないのが現実です。この本では、日本に住む私たちの多くが「安全で豊かな世界」に住んでいて、世界には「危険で貧しい世界」がそちこちにあると説いています。
この「安全で豊かな世界」と「危険で貧しい世界」の相互作用の中から戦争とかテロとかが産み出される可能性があると言います。根本的に「危険で貧しい世界」が暴力の温床であるわけですが、そこへ武器や技術、情報などの力を与えているのは実は「安全で豊かな世界」であったりするわけです。
日々安穏と過ごせて、戦争とは直接の縁のない日本住民ですが、やはりどこかで戦争とか紛争に力を与えてしまっている可能性があるのです。そういう意味において、私たち個人が意識を持つこと、小さな活動をすることには大きな意義のあることのように思えます。
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イランや北朝鮮の核物質濃縮のことが話題になっていますが、これらの国々は現時点においてはまだ「核兵器以前」ではあります。そういう意味では何かを忘れているんじゃないか? という、国連の元査察官ハンス・ブリクス氏のコラムを以下に翻訳掲載します。
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三崎亜記さんの小説『
となり町戦争
』を読んでいていろいろ考えさせられるところがありました。少しだけ。
【“戦争は見えない”の続きを読む】テーマ:戦争・原爆 - ジャンル:政治・経済
英紙Guardinanに東ティモールにまつわる小さな記事が載っていましたので、練習も兼ねて以下に翻訳掲載します。
【“東ティモール映画の検閲”の続きを読む】テーマ:国際問題 - ジャンル:政治・経済
英語の "contradictory" という単語は「正反対の」とか「相反する」、「矛盾する」などの意味を表しますが、
スペースアルクの単語検索結果を見て例文がよかったので以下に掲載します。
It is
contradictory to start a war for the sake of peace.
平和のために戦争するなんて
矛盾している。
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イランのアフマディネジャド新首相は強硬派として知られている人ということで、さっそく公の場で『イスラエルの存在を認めない』という発言が出ました。かつてのホメイニ師の立場もそうでしたが、イスラム国家として、イランはイスラエルを『粉砕するまで』戦い続けるという宣言なのだと思います。ここで少々考えました。
【“イランとイスラエル”の続きを読む】テーマ:国際問題 - ジャンル:政治・経済
イラクでは
フセイン元大統領の裁判が始まりました。フルネームを名乗らず、「大統領である」と発言したとか。今さら何を開き直るのかという声もあります。毅然とした態度を取り続けているという見方もあります。彼は、大義に殉じるのでしょうか。私欲に滅ぶのでしょうか。
【“フセイン元大統領の裁判”の続きを読む】テーマ:戦争・原爆 - ジャンル:政治・経済
アフガンにも行きました、イラクにも行きました。もう十分飽き足りていると思うのですが、ブッシュ氏にはまだまだ足らないようです。というよりも、国外に『危機』を生み出して力で解決することで、その解決にかかる時間の間は支持をとりつけられるという作戦なのかもしれません。これは、かのサダム・フセイン元大統領愛用の策でした。フセイン氏は政治の後輩に舞台からひきずり下ろされたのです。
【“ブッシュ大統領の次の標的”の続きを読む】テーマ:戦争・原爆 - ジャンル:政治・経済
パレスチナ問題は世界の他の問題(日本ならば北方領土のこととか)と同じく、根が深く、容易に和することができていません。長い歴史や民族、宗教、貧困、そして積年の恨みがあって、互いに争い合わずにいることもできていません。パレスチナ、イスラエルの両方に悲しみがあり、悲しみを暴力にぶつける勢力があり、是があり、非があります。
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25日付け朝日新聞朝刊で、
横須賀の海上自衛官数人が麻薬所持・使用の疑いで逮捕されたニュースが報じられていました。逮捕されたのは敵との最前線に立つ潜水艦乗組員ということで、極度のストレスのなか薬物に負けたとも想像されますが、記事にはそこまで突っ込んで書いてはありませんでした。しかし気になることがあります。
【“薬物に染まる兵士たち”の続きを読む】
いま新聞紙上でふたつの核問題について連日報道がなされています。ひとつはいわゆる6ヶ国協議。日本に対しては核の直接的脅威がかかっています。もうひとつはイランへの核査察問題。こちらは地球の裏側ということで危機感を持つ人が少ないような気がしますが、日本の石油の15%だか20%だかを依存する国ということで、話の行方によってはシャレにならない事態となります。
【“核をあれこれ考える”の続きを読む】
合衆国ではシンディ・シーハンという一人の母親が世論を大きく動かしました。彼女の息子、ケイシーがイラクで死んだ、そのことがきっかけでした。ケイシーが死んだのは、イラクで米兵の身の上に起こることのつい何百分の一の出来事でしかありません(辛い話ですが、全体から見ればそうなってしまいます)。が、シンディはその出来事により大きく決心し、全米を巻き込む抗議活動に打ち込むようになりました。意見の違いから家族に溝もできてしまいました。それでも、米国市民の6割強が、アメリカ軍がイラクでやっていることに疑問を抱くようになりました。
【“人身御供を提供するまで”の続きを読む】